ただ好きだという、この気持ち。

□ 今だけ在ればいい。 □

ワンダフルライフ(112) ♥

 精一杯自制してブレーキをかけているのが判る、そんなスピードで、向井が入ってきた。
 とてつもない熱量と、確かな質量をもったものが、身体の中心をじりじりと割り開いていく。甘く煮溶けた粘膜と肉とが、それを狂喜して締め付ける。
 向井が喉声で呻くのが嬉しくて、無意識に両脚を上げると向井の腰へと絡みつかせた。

「っあ、あぁぁあ、ふ、ぁん、あっ、」
 向井の動きに合わせて、長谷川の唇から甘い声がこぼれ落ちる。
 あれだけ丹念に馴らされていても、久しぶりに穿たれると少し痛くて、この行為の特異性を身を以て知る。だがそれが、逆に嬉しくて誇らしい。
 ・・・この人が、俺の男。
 その実感が、新たな快感となって長谷川の神経を炙り、焼きつかせていく。

「ふ、あ、ぁ、く、ぁん!」
 突き当たりまで進んでから、更に長谷川の腰を持ち上げるようにしてもう一段階深く突き入れて。
「・・・届いたか?」
 長谷川の耳元に唇をつけた向井が、一言、こう尋ねてきた。
 荒く乱れた呼吸ごと差し入れられた声に、長谷川の喉が反り返る。次いで、がくがくと頷き、長谷川は震える腕を巡らせて向井の頭を抱いた。

「うごいて・・・」
 半泣きで囁くと、向井がぎりっと奥歯を鳴らした。
 全くおまえは、と、なじられた気がする。けれど次の瞬間始まった激しい抽送に、長谷川は我を忘れた。

 もう、自分がどんな格好をしているのかも判らない。どうされているのかも判らない。
 ただ凄まじい快感に脳髄を灼かれ、さながらむさぼり喰われしゃぶり尽くされているかのような感覚に押し流されて、目の前が――


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Date:2018/06/02
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2018/06/02 【】  # 

* Re: 返事は「あうんっ・・・深い・・・!」とかですかね♡

hちゃんこんばんは~♪

いやー大変だったね! 出かけると、帰ってからの作業がね(><) ただ寝るだけならいいんだけどー、そうもいかないのがおかーさんのつらいところ(; ;)
hちゃんもよく頑張りました! いいこいいこ(^^)

私はですね、今日はダラダラするぞー、と思っていたのですが、朝イチでとら(猫)がオエオエと吐いて起こされ・・・いつもよりも早い時間(5時!)から起床する羽目に(><)
二度寝すればいいようなもんだけど、このトシになると一度目が覚めちゃったら眠れないのよねー。
そうでなくても、寝坊したいのにできないお年頃・・・ふんがー。

というわけで、一日なんだかぼんやりしながら、拍手SSを書いてました(^^)ゞ
SSについてはmemoの方でリコメするとして(今回もたくさんコメントありがとーう!)、今日はもう、そうねそうね、「俺の男」に尽きるわね!(≧∇≦)
長谷川先生ったら・・・! 私も指の隙間から、「おおおうう・・・」とか言いながら見ちゃうわ♡
で、向井先生は公約どおり、ちわわを奥までズキュンとしたり、キュウンと失神させたりと、大活躍なのでした☆

そんなこんなで♥は明日まで続きまーす(^o^)/
2018/06/02 【なか】 URL #hc9S4FeM [編集] 

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