もう一度、もう二度と(33)
「弁護士を立てるのも無理・・・でしょうね、そうなると」
司としては、こう言うしかなかった。
裏ビデオの出演料がどれほどのものなのか判らないが、たとえそれを貯め込んでいたとしても、弁護士側が渋るだろう。
立件されるかどうかという切羽詰まった状況であるならともかく、そうでないなら、事務所のイメージを優先させる筈だ。
「まあ、弁護士といってもピンキリでしょうから・・・探せば、或いは。本当に立ち会うだけになるでしょうけど」
大島は更にこうも言ったが、司は首を振った。
「そこまでは、彼がしないでしょう。そもそも、立会人を立てるというのも僕が勝手に言っていることで、学くんの賛同を得たわけでもないですし。あくまでも、単なる案ですから」
→ BACK→ NEXT*わたくしやはり帯状疱疹かもしれないので(多分昨日くらいから出てた、左太腿裏の発疹が水ぶくれになってきたー!)、本日仕事帰りに皮膚科へ行ってきます。その診断待ちではありますが、ほんとに帯状疱疹だった場合に備えて、休みながら原稿を進められるよう、細切れ更新とさせていただいてます。気が重い展開なのに、だらだら続いちゃってほんと済みません!
皮膚科の結果はまた夜にでもお知らせします~。
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