ただ好きだという、この気持ち。

□ 今だけ在ればいい。 □

星屑が降ってくる(14)

 それから二人、並んでマンションまでの道を歩いた。
 向井に早くあたたまってもらわなければ、と気が急く一方で、この道が永遠に終わらなければいいと自分もいて、少しばかり混乱した長谷川だったが、部屋の前に着くとオートマチックに身体が動いた。
 
「お邪魔します」
 何はさておき宣言して、以前もらっていた合い鍵で向井の部屋のドアを開ける。
 自分の部屋に向井を招き入れても良かったのだが、こういう時は向井自身の部屋の方が、向井も安心できるんじゃないかと思った。
「お風呂の支度しますね。あと、夕飯まだでしょう? 何かあったまるものを出前してもらいましょう。何がいいですか、先生」

 向井のリクエストにより、うどん屋に電話して鍋焼きうどんを頼む。これまた向井のリクエストで、長谷川の分も一緒に。
「食ってけよ。おまえだって冷えただろ。あと風呂も、自分ちに戻ってまた沸かすなんて二度手間だし。ここで入っていけばいいよ」
「はあ・・・」

 それに、と向井はなおも言う。
「ついでに、毛布にもなってくれると有り難いかな。そしたら風邪なんか絶対ひかないと思うんだけど?」
「・・・・・・」




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Date:2015/11/21
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